旅客機の雪対策

共同通信ニュース用語解説 「旅客機の雪対策」の解説

旅客機の雪対策

旅客機は、翼やプロペラ、エンジンの入り口など、飛行に悪影響を及ぼす部分に氷や雪が付着したまま離陸しないという原則がある。駐機中に機体に付いた雪や氷を取り除いたり、付きにくくしたりする特殊な防除液も散布する。降雪時は誘導路上で待機できる時間も制限され、離陸前にエンジンは試運転する。また、滑走路の滑りやすさや雪質風向風速によっては離着陸ができない。低空を飛行中は、翼やエンジンの前面にあるヒーターを使って付着を防ぐ。

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