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日ロ行動計画 にちろこうどうけいかく

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知恵蔵の解説

日ロ行動計画

小泉政権が打ち出した、新たな対ロシア政策。2003年1月の小泉首相とプーチン大統領との首脳会談で、国際舞台での協力や政治対話、貿易・経済、治安・安保、文化などの交流を幅広く進めることで合意した。平和条約交渉など6本柱の交流を幅広く進めることで、領土問題の解決をめざすことが特色。なかでも目玉となるエネルギー分野での協力問題では、サハリンプロジェクトでの投資拡大や、東シベリアからナホトカ向けの石油パイプライン建設での協力が具体的課題となるなか、後者をめぐって、中国向けパイプラインとの間の競合がロシア国内や日中間で問題ともなった。05年末にはアジア太平洋ルートの建設が一応決まったが、中国向けが先行している。06年にトヨタの工場が進出するなど、経済交流は盛んになっており、学術文化交流や、防衛庁長官の訪ロなど軍事面での協力・安全保障についても話し合いが進められている。

(下斗米伸夫 法政大学法学部教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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