日本図書館研究会(読み)にほんとしょかんけんきゅうかい(その他表記)Nippon Association for Librarianship

図書館情報学用語辞典 第5版 「日本図書館研究会」の解説

日本図書館研究会

図書館学の研究とその普及発達,および会員相互の親睦を図ることを目的とする団体で,1946(昭和21)年に発足した.第二次大戦前大阪に本拠を置いて活動した青年図書館員聯盟の伝統を継承したといわれる.個人会員と団体会員によって構成され,総会評議員会,理事会のほかに,各種の委員会と研究グループが組織されている.館種を越え,また,現場と研究者が一体となって研究活動を進めているところに特色がある.機関誌『図書館界』(1947-  )のほか,いくつかの叢書テキストを刊行し,研究大会,セミナー,研究例会などを開催する.日本学術会議登録団体.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android