日本惑星協会(読み)にほんわくせいきょうかい(英語表記)The Planetary Society of Japan

知恵蔵mini 「日本惑星協会」の解説

日本惑星協会

惑星探査太陽系のことなどを啓蒙し宇宙開発を支援してきた市民団体。特定非営利活動法人日本惑星協会。1980年に米国天文学者であるカール・セーガンらが米国に「惑星協会」を立ち上げ、それを受け99年に日本惑星協会が発足した。協会が発行するメールマガジンの読者は一時約1万人にまで広がったが、2011年7月20日、協会メンバーの高齢化などにより解散した。15年7月21日、若手研究者・宇宙航空研究開発機構・日本惑星科学会関係者が協力し、活動を再開することになった。会長には科学雑誌ニュートン」(ニュートンプレス)の水谷仁編集長が就任する。

(2015-7-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android