デジタル大辞泉 「日本海寒帯気団収束帯」の意味・読み・例文・類語 にほんかいかんたいきだん‐しゅうそくたい〔‐シウソクタイ〕【日本海寒帯気団収束帯】 冬季の日本海に現れる収束帯。冬型気圧配置が強まり、長白山脈で二分された大陸からの寒気の流れが、風下の日本海で収束することによって形成される。雪雲が発達しやすく、北陸・山陰地方にしばしば大雪をもたらす。JPCZ(Japan sea polar air mass convergence zone)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「日本海寒帯気団収束帯」の解説 日本海寒帯気団収束帯 冬に日本海上で形成される、帯状に発達した雪雲。大陸から流れてきた北西の寒気流が朝鮮半島の付け根から北東方向に延びる山脈によって二つに分かれ、日本海上空で再びぶつかることで大量の水蒸気を含んだ雪雲が次々と形成され、北陸地方や山陰地方、東北南部などに大雪をもたらす原因となる。 (2018-2-7) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報