ひ‐やけ【日焼】
- 〘 名詞 〙
- ① ひでりのために、池・田・川などの水がかれること。また、草木などの枯れること。
- [初出の実例]「水なすびさへひやけするなり かもうりに何とて羽のなかるらん」(出典:俳諧・竹馬狂吟集(1499)六)
- ② 日光を受けて、皮膚が黒っぽくなったり炎症を起こしたりした状態。ひぐろみ。《 季語・夏 》
- [初出の実例]「雪焼けを。湯にて御養性也。俗に日やけと云心なるべし」(出典:狭衣下紐(1590)三)
- ③ 日にあたって色があせること。日の光で変色すること。
- [初出の実例]「ネルの単衣の、肩のあたりがもう日焼のしたのが」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉二八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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