日立鉱(読み)ひたちこう

最新 地学事典 「日立鉱」の解説

ひたちこう
日立鉱

hitachiite

化学組成Pb5Bi2 Te2S6の鉱物。結晶系は三方晶系で,空間群,格子定数a0.4220nm, c2.702。密度Dcalc = 7.54ɡ/cm3。モース硬度2.5。金属光沢で,色は銀灰色。条痕色は黒。反射顕微鏡下では灰色で弱い反射異方性がある。結晶の形状は平板状で,黄鉄鉱中に100µm程度の大きさで見られる。硫テルル蒼鉛鉱の構造ユニットに方鉛鉱の構造ユニットが挟まれたサンドイッチ型の層状の結晶構造をもつ。2018年に茨城県日立市の日立鉱山不動滝鉱床の鉱石試料から発見された。茨城県では初の新鉱物。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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