日米新原子力協定(読み)にちべいしんげんしりょくきょうてい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日米新原子力協定」の意味・わかりやすい解説

日米新原子力協定
にちべいしんげんしりょくきょうてい

日米間の原子力に関する協力関係を規定する協定。日米の原子力関係は,1958年6月に締結された「日米原子力協力協定」に始まり,日本の原子力平和利用へのアメリカの協力と軍事目的などへの転用を規制することを柱に,ほぼ順調に推移してきた。しかし 70年代後半になるとスリーマイル島事故に起因する安全性の問題や,74年のインドの核クラブ入りを契機とするアメリカ側の核拡散への懸念により,日米間に論争が生じた。 88年7月発効した現行の新しい協定では,濃縮ウランを含む使用済み核燃料の再処理について両国の事前の包括同意が必要とされている。

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