転用(読み)てんよう

精選版 日本国語大辞典 「転用」の意味・読み・例文・類語

てん‐よう【転用】

〘名〙 本来目的を他にかえて用いること。流用
※読詩要領(1802)「随宜転用、いづれもかくのごとし」
※俳諧・古学截断字論(1834)上「し〈略〉未来のじといふはずの将(まさ)に然(しかせんと)する詞にて、ずの転用なり」

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デジタル大辞泉 「転用」の意味・読み・例文・類語

てん‐よう【転用】

[名](スル)本来の目的を他にかえて使用すること。「住宅資金を教育費に転用する」
[類語]引用クオーテーション孫引き引き合い運用使用利用活用所用盗用悪用流用通用愛用援用応用逆用供用誤用充用試用常用善用適用乱用引証引例引拠引き句引き写し転載掲載登載所載満載連載訳載載せるコピーアンドペースト引き写す使う用いるかす役立てる用立てる利する両用併用兼用混用共用公用専用占用日用汎用他用代用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「転用」の読み・字形・画数・意味

【転用】てんよう

流用する。

字通「転」の項目を見る

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