デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日置道形」の解説 日置道形 へきの-みちかた ?-? 奈良時代の官吏。伊勢介(いせのすけ)に在任中の天平神護(てんぴょうじんご)3年(767),守(かみ)の阿倍東人(あべの-あずまひと)らと外宮(げくう)上にあらわれた五色の瑞雲(ずいうん)を書写して奏進。この祥瑞により神護景雲(けいうん)と改元され,外従五位下にすすむ。宝亀(ほうき)8年栄井宿禰(さかいのすくね)の氏姓をさずかる。主税頭(ちからのかみ),備中(びっちゅうの)守などをへて,延暦(えんりゃく)6年(787)造兵正(ぞうへいのかみ)。名は通形とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例