日本歴史地名大系 「日輪寺村」の解説 日輪寺村にちりんじむら 群馬県:前橋市日輪寺村[現在地名]前橋市日輪寺町北は川端(かわばた)村、東は青柳(あおやぎ)村、南西は荒牧(あらまき)村。「郡村誌」によれば、もとは川端村と一村で、永禄年中(一五五八―七〇)分村し、寺号をもって村名としたという。寛文郷帳に田方五四石八斗余・畑方八九石余とある。天保七年(一八三六)の関家御用日記(「下川淵村誌」所収)によれば、村内に二人の質屋がいる。明治一〇年(一八七七)頃の田五町一反余・畑一八町六反余、民業として「男農桑ヲ業トスル者五拾人、女養蚕製糸ヲ業トスル者六拾人」で牡馬一一、物産は繭約三六石八斗、生糸約二八貫四〇〇匁とある(郡村誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by