日陰菫(読み)ひかげすみれ

精選版 日本国語大辞典 「日陰菫」の意味・読み・例文・類語

ひかげ‐すみれ【日陰菫】

  1. 〘 名詞 〙 スミレ科多年草。各地の山林内のやや湿ったところに生える。全体に粗毛密布する。開花時の高さはおよそ一〇センチメートル。葉は長柄があって根生し、葉柄上部には狭い翼があり、つけ根には披針形托葉がある。葉身は心臓状長卵形で縁に鈍鋸歯(きょし)がある。花はやや大きく白色唇弁に紫のすじがあり、側弁に毛があって、葉よりやや低い花茎の先につく。えぞこすみれ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「日陰菫」の解説

日陰菫 (ヒカゲスミレ)

学名Viola yezoensis
植物。スミレ科の無茎性多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android