デジタル大辞泉 「旧りす」の意味・読み・例文・類語 ふり・す【▽旧りす/▽古りす】 [動サ変]過去のものとなる。古くなる。多く、下に打消しの語を伴って用いる。「心もて草の宿りをいとへどもなほ鈴虫の声ぞ―・せぬ」〈源・鈴虫〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「旧りす」の意味・読み・例文・類語 ふり‐・す【旧・古】 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 多く下に否定の語を伴って用いる ) 古くなる。古びる。昔のままでなくなる。[初出の実例]「身は早く奈良の都になりにしを恋しき事のふりせざるらん〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋四・八六一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例