旧神崎郡地区(読み)きゆうかんざきぐんちく

日本歴史地名大系 「旧神崎郡地区」の解説

旧神崎郡地区
きゆうかんざきぐんちく

姫路市の北東部、いち川の中流域に位置する。江戸時代には上仁豊野かみにぶの村が神西じんさい郡に属したほかは神東じんとう郡に属した。西は神西郡飾西しきさい郡、南は飾東しきとう郡、東は加西郡と接していた。元和三年(一六一七)以降、北山田きたやまだ村の一部と南山田村領主交替があったが、ほかは江戸時代を通じて姫路藩領であった。明治二二年(一八八九)の町村制施行により神東郡砥堀とほり村・豊富とよとみ村・船津ふなつ村・山田村が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android