日本歴史地名大系 「旧能美郡地区」の解説 旧能美郡地区きゆうのみぐんちく 石川県:小松市旧能美郡地区現小松市のうちの大部分を占め、木場(きば)潟と柴山(しばやま)潟に挟まれた地域とその南部を除く。北部を梯(かけはし)川、中央部を郷谷(ごうだに)川・大杉谷(おおすぎだに)川が流れる。ほとんどの地域が加賀国能美郡に属し、江戸時代を通じて加賀藩領であったが、南端の旧新丸(しんまる)村を構成した五村は白山麓十八ヶ村のうちとして越前国大野(おおの)郡に属し、福井藩領・幕府領福井藩預地を経て、寛文八年(一六六八)幕府領となり、明治五年(一八七二)石川県能美郡に所属した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by