旧臘(読み)キュウロウ

デジタル大辞泉 「旧臘」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろう〔キウラフ〕【旧×臘】

《「臘」は陰暦12月の意》去年の12月。新年になってから用いる語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旧臘」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろうキウラフ【旧臘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「臘」は陰暦一二月 ) 去年の一二月。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「旧臘吾兄等持和尚謂予曰」(出典:真愚稿(1422頃か)重用間字韻奉呈寂光外史伏乞見教)
    2. 「旧臘押つまりて帰朝しつ」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中)
    3. [その他の文献]〔梅堯臣‐雪中赴宿懐鄰幾原甫詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旧臘」の読み・字形・画数・意味

【旧臘】きゆうろう

昨年の暮。

字通「旧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android