旧規(読み)キュウキ

精選版 日本国語大辞典 「旧規」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐きキウ‥【旧規】

  1. 〘 名詞 〙 古い時代の規定、規則。昔からある規則。古例旧法旧軌
    1. [初出の実例]「不(しかじ)公請(くしゃう)論場声誉を捨てて、高祖大師の旧規(キウキ)に帰らんにはと」(出典太平記(14C後)二)
    2. 「都下の風俗一変すと雖ども、天下の人民多くは猶旧規を固執して」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)
    3. [その他の文献]〔福恵全書‐蒞任部・革陋規〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android