旧陸軍第7師団

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旧陸軍第7師団

日清戦争での兵力不足を痛感した政府が日露戦争に備えて1896年に札幌郡月寒村(現札幌市豊平区)に創設。1901年に上川郡鷹栖村(現旭川市)に移駐した。日露戦争に出征し、旅順攻略戦や奉天会戦では約3100人の犠牲を出しながらも勝利に貢献。太平洋戦争ではガダルカナル島アッツ島に派遣された。北方守備を担っていたことから別名「北鎮部隊」とも呼ばれた。師団用地の広さや駐留兵力は全国でも最大規模で、旭川は終戦時まで「軍都」と称された。

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