早大東伏見グラウンド遺跡(読み)そうだいひがしふしみぐらうんどいせき

日本歴史地名大系 の解説

早大東伏見グラウンド遺跡
そうだいひがしふしみぐらうんどいせき

[現在地名]西東京市東伏見二丁目

石神井しやくじい川左岸、標高約五〇メートルの台地縁辺の緩傾斜地に位置し、石神井川との比高四、五メートル。平成元年(一九八九)早稲田大学の体育施設の建設に先立って調査が行われ、道路を隔てて東側をA地区、西側をB地区とした。A地区では旧石器時代石器などの遺物、縄文時代早期撚糸文系の住居跡一軒と土器および石器類が出土し、B地区では旧石器時代の石器・礫群、縄文前期のピット群および早期―中期の土器が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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