早期勧奨退職(読み)ソウキカンショウタイショク

デジタル大辞泉 「早期勧奨退職」の意味・読み・例文・類語

そうき‐かんしょうたいしょく〔サウキクワンシヤウタイシヨク〕【早期勧奨退職】

勧められて定年前に退職すること。特に、中央官庁で幹部職に就けなかった官僚を定年前に退職させる慣行。→官民人材交流センター
[補説]中央官庁において、事務次官頂点とするピラミッド型の官僚組織を維持するために行われてきたもので、おおむね50歳前後から勧奨が行われる。退職者は各府省が斡旋あっせんする特殊法人や民間企業などに再就職するのが通例で、天下り温床として指摘され、見直し・廃止が検討されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 斡旋

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む