早股村(読み)はやまたむら

日本歴史地名大系 「早股村」の解説

早股村
はやまたむら

[現在地名]岩沼市早股

東は太平洋に面し、南西阿武隈川南東へ流れる。南は寺島てらしま村に接する。東端を木曳堀(貞山堀)が南北に通り、浜海道が沿って走る。正保郷帳には「早村」とみえ、田二四貫七七九文・畑一九貫三六文、水損・旱損と注され、ほかに新田八〇貫一〇五文とある。万治三年(一六六〇)には「早又村分地之所」本知新田とも七六貫三〇八文が岩沼城主田村宗良領となった(寛文元年「田村右京分村付帳」一関市立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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