明るむ(読み)アカルム

デジタル大辞泉 「明るむ」の意味・読み・例文・類語

あかる・む【明るむ】

[動マ五(四)]明るくなる。あからむ。
部屋の中まで―・んで来たか、女の赤い頰が目立って来た」〈康成雪国
[類語]明け渡る明るみ

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精選版 日本国語大辞典 「明るむ」の意味・読み・例文・類語

あかる・む【明】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 「あからむ(明)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「真黒き木立の背ほのかに明(アカル)みたるは、月出でむとするなる可し」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下)

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