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明和五匁銀 めいわごもんめぎん

世界大百科事典 第2版の解説

めいわごもんめぎん【明和五匁銀】

1765年(明和2)9月発行の江戸幕府最初の定位銀貨。幕府貨幣の銀貨は丁銀(ちようぎん)・豆板銀(まめいたぎん)を主体とし,これらは秤量貨幣であったが,1枚で5匁の量目をもつこの定位銀貨が造られ,2年後の67年からは五匁銀12枚をもって金1両通用と規定された。これは佐渡新印銀を手本として鋳造され,金遣い(きんつかい)の江戸では金貨代り通用の銀貨とされ,また地方では銭貨代りの銀貨と見られた。この新しい定位銀貨は両替屋仲間であまり好評ではなかったが,これに続いて発行された明和南鐐(なんりよう)二朱銀になると,定位銀貨に対する認識も深まり,その流通状態は好転するに至った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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