明夷(読み)めいい

精選版 日本国語大辞典 「明夷」の意味・読み・例文・類語

めい‐い【明夷】

  1. 〘 名詞 〙 易の六十四卦一つ。上卦は坤(地)、下卦は離(火・日)。日が地中に没するさまで、明らかなものがやぶられる意。

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普及版 字通 「明夷」の読み・字形・画数・意味

【明夷】めいい

易の卦。賢者が志を失う象とされる。〔易、明夷、六五〕箕子(きし)(殷末の賢者)の、夷(やぶ)る。貞(ただ)しきに利(よろ)し。象に曰く、箕子の貞とは、、息(や)むべからざるなり。

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