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明証 メイショウ

デジタル大辞泉の解説

めい‐しょう【明証】

[名](スル)
はっきり証明すること。また、はっきりした証拠。「事実を明証する」
哲学で、いかなる人もその真理性を絶対に疑いえないような認識のもつ直接的確実性。直証。

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大辞林 第三版の解説

めいしょう【明証】

( 名 ) スル
はっきりと証拠をあげて示すこと。また、その証拠。 「既に其国の社員に非ざることを-し/民約論
〘哲〙 ある判断がもつ直接的確実性。明晰判明な判断がもつ確実性。直証。 「 -的判断」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

明証
めいしょう
evidence英語
videnceフランス語
Evidenzドイツ語

直証的なもの、つまり精神の同意をただちに獲得しうるもののもつ性格。ある命題はその意味が精神に直接的に明らかであり、かつそれが真か偽かを問うて、その真であることがすこしも疑いえないとき、明証的であるという。明証が客観的に精神の直接の対象である観念や命題それ自体のもつ性格であるのに対して、確実性はそうした対象を知覚する精神の主観的な状態をさす。この意味で、明証性と確実性とは同一の事態についての二つの異なった表現にほかならない。代表的観念ides reprsentatives(フランス語)の理論にたてば、精神の直接の対象は観念であるが、精神に直接現前するのは外的対象そのものであるとする説もある。「明証とは対象そのものの意識への現前である」(サルトル)。デカルトは観念の明晰(めいせき)判明であることを真理の基準としたが、このような真理観は一般に明証説Evidenztheorie(ドイツ語)とよばれ、現代ではフッサールの現象学において継承されている。[坂井昭宏]

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