勅諭(読み)チョクユ

デジタル大辞泉 「勅諭」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐ゆ【勅諭】

明治憲法下で、天皇が直接下した告諭勅語に比べて訓示的なもの。「軍人勅諭

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精選版 日本国語大辞典 「勅諭」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐ゆ【勅諭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天子のさとし。天皇みずから下した告諭で、訓示的意味をもつもの。旧憲法下の軍人勅諭など。
    1. [初出の実例]「信長の兵威を以てこれを亡す事叶ず、終に勅諭を得て事平ぐ」(出典:読史余論(1712)三)
  3. 勅書詔書
    1. [初出の実例]「左兵衛佐と祐阿み御勅諭かき候」(出典:言継卿記‐天文六年(1537)正月一九日)
    2. [その他の文献]〔漢書‐東平王宇〕

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普及版 字通 「勅諭」の読み・字形・画数・意味

【勅諭】ちよくゆ

戒めさとす。また、勅してさとす。陳・徐陵〔貞陽侯の為に、重ねて王太尉(僧弁)に与ふる書〕敕にして、信誓殊に重し。

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