明日の淵瀬(読み)アスノフチセ

精選版 日本国語大辞典 「明日の淵瀬」の意味・読み・例文・類語

あす【明日】 =の[=は] 淵瀬(ふちせ)

  1. ( 「古今‐九三三」の「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる〈よみ人しらず〉」による ) 明日にはどう変わるかわからない、将来の成り行きがわからないということ。飛鳥川の淵瀬
    1. [初出の実例]「渡らなむ水増りなば飛鳥川あすはふちせになりもこそすれ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む