明月院境内(読み)めいげついんけいだい

国指定史跡ガイドの解説

めいげついんけいだい【明月院境内】


神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の寺院。JR北鎌倉駅東方、建長寺と円覚寺の間に位置する明月谷にあり、山号は福源山、鎌倉幕府5代執権、北条時頼持仏堂が始まりといわれる禅興寺の塔頭(たっちゅう)であったが、禅興寺は廃絶して明月院だけが残った。山ノ内上杉氏の祖、関東管領上杉憲方(のりかた)が、14世紀の終わり近くに、密室守厳(みっしつしゅごん)を開山として創建した。境内には「鎌倉十井」の一つである「瓶(つるべ)の井」や岩を掘り抜いた墓室(上杉憲方墓とされる宝篋印塔(ほうきょういんとう)を安置する)などがある。1984年(昭和59)に国の史跡に指定された。現在ではアジサイの名所として知られ、「あじさい寺」の通称がある。JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩約10分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

出入国在留管理庁

政府が2019年4月に発足を予定している法務省の外局。18年12月の出入国管理法改正案成立に伴う外国人労働者の受け入れ拡大に対応するため、同省の内部部局である入国管理局を再編・格上げし、新設することが...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android