明法寺(読み)みようほうじ

日本歴史地名大系 「明法寺」の解説

明法寺
みようほうじ

[現在地名]安城市安城町 拝木

安祥あんしよう城跡北西にあり、東面している。塚本山安静あんじよう院と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。もと東本願寺末。嘉禎元年(一二三五)創建という。開基は三河和田城主安藤権守綱房。親鸞やなぎ(現岡崎市)に勧化した折、一男を失い無常を感じていた綱房は深く親鸞に帰依し、薙髪して明法房円善と号し、柳堂の堂主となり、のち現在地に一寺を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 凶作 村民 境内

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む