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薙髪 チハツ

デジタル大辞泉の解説

ち‐はつ【×薙髪】

[名](スル)髪を切ること。髪をそり落とすこと。剃髪(ていはつ)。
「―して宮を脱し」〈露伴運命

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世界大百科事典 第2版の解説

ちはつ【薙髪】

頭髪をそること。僧尼となるときに行う。薙はそる,切り除くの意。剃髪,落飾に同じ。〈かしらそり〉〈かしらおろし〉〈おぐしおろし〉などともいう。入道得度して僧尼となるには,煩悩を断ち切るため髪をそり落とし,仏弟子の生活に入るには,世俗の虚飾をさけるため身の飾りを落とす。落飾は王侯貴族が出家する場合にいう。また薙髪はとくに髻(もとどり)を切ることを指している。《今昔物語集》巻十九に〈道心堅ク発(おこり)ニケレバ,髻ヲ切テ法師ト成ニケリ,名ヲ寂照ト云フ〉(参河守大江定基出家語)などとあるのがそれである。

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大辞林 第三版の解説

ちはつ【薙髪】

( 名 ) スル
髪をそり仏門に入ること。剃髪ていはつ。 「通称は文五郎、-して文阿弥と云つた/渋江抽斎 鷗外

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