明石敏夫(読み)アカシ トシオ

20世紀日本人名事典 「明石敏夫」の解説

明石 敏夫
アカシ トシオ

大正・昭和期の小説家



生年
明治30(1897)年6月11日

没年
昭和45(1970)年10月10日

出生地
長崎県南松浦郡岐宿村

学歴〔年〕
慶応義塾普通部中退

経歴
中学中退後、家業酒造業を手伝ったが、それになじまず上京して正宗白鳥、ついで芥川龍之介に接近する。大正15年「父と子」「半生」を発表したが、十分な世評を得ずに帰郷する。昭和45年「あのころの芥川龍之介」を発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android