明石郷(読み)あかしごう

日本歴史地名大系 「明石郷」の解説

明石郷
あかしごう

「和名抄」所載の郷。東急本の訓は「安加之」。「万葉集」巻三ほかに明石の海および海岸を詠む歌が八首みられる。そのうち「明石の湖(みと)」(巻七)は明石郷に属する湊をさす可能性が強い。これに類するものに「続日本後紀」承和一二年(八四五)八月七日条に「淡路国明石浜、始置船并渡子、以備往還」との記載があり、これを淡路国石屋(いわや)浜(現淡路町・東浦町)と播磨国明石浜の間の往還に備えたものとする説があり、そうとすれば湊の施設の存在が考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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