明詩綜(読み)みんしそう(その他表記)Ming-shi-zong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「明詩綜」の意味・わかりやすい解説

明詩綜
みんしそう
Ming-shi-zong

中国,明詩の選集。清の朱彝尊 (しゅいそん) の編。 100巻。康煕 44 (1705) 年頃成立。皇帝から僧侶,外国人にいたる三千四百余人の作者の詩を集めたもの。それぞれの作品に諸家の評をつけ最後編者詩話が付されている。同じく明詩の選集である『列朝詩集』が,編者銭謙益が清朝廷から排斥されたため流布しなかったのに代って,本書が広く流行した。

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