選集(読み)センシュウ

  • えらびあつ・める
  • せんしゅう ‥シフ
  • せんしゅう〔シフ〕

図書館情報学用語辞典 第5版の解説

1人の著者か複数の著者かを問わず,多くの著作から代表的なものを選び収録した図書.1著者の著作に限定したものは個人選集あるいは著作集と呼ばれる.1冊または同一体裁の複数冊で刊行される.「アンソロジー」は選集一般と同義にも使われるが,特に,一定主題形式の文学作品の選集,あるいは美しい詩や文章の抜粋集を指すことが多い.後者の場合は詞華集(しかしゅう)ともいう.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘他マ下一〙 えらびあつ・む 〘他マ下二〙 多くの中から抜き出して、一つ所に寄せ合わせる。編集して書物をつくる。あつめえらぶ。えりあつむ。
※書紀(720)斉明五年三月(北野本訓)「阿倍臣、飽田(あきた)・渟代(ぬしろ)二郡の蝦夷(えみし)二百四十一人〈略〉胆振鉏(いふりさへ)の蝦夷二十人を一所に簡集(エラビアツメ)て大饗(みあへ)たまひ祿(もの)賜ふ」
〘名〙 ある人の全著作の中から、代表的なものや、ある基準のもとに選び出し編集した書物。また、さまざまな詩歌や小説などの中から、選者が選んだものを掲載した書物。
※夜航余話(1836)下「これを選集に入られたるはあやしむべし」

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