春山武松(読み)ハルヤマ タケマツ

20世紀日本人名事典 「春山武松」の解説

春山 武松
ハルヤマ タケマツ

大正・昭和期の美術評論家



生年
明治18(1885)年7月15日

没年
昭和37(1962)年8月22日

出生地
兵庫県姫路

学歴〔年〕
東京帝大文科大学哲学科美学専攻〔大正3年〕卒

経歴
東大大学院に進み、大正7年東京朝日新聞社客員となり、美術批評執筆。8年大阪朝日新聞社学芸部に転じ関西在住。15年美術研究のためインドなどへ派遣された。昭和15年定年退職、同社客員となり、19年まで美術批評を書いた。著書に「宗達光琳」「光悦乾山」「法隆寺壁画」「日本上代絵画史」「平安朝絵画史」「日本中世絵画史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春山武松」の解説

春山武松 はるやま-たけまつ

1885-1962 大正-昭和時代の美術評論家。
明治18年7月15日生まれ。東京朝日新聞社から大阪朝日新聞社学芸部にうつり美術批評をかいた。昭和37年8月22日死去。77歳。兵庫県出身。東京帝大卒。著作に「宗達と光琳」「法隆寺の壁画」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android