春近本堂村(読み)はるちかほんどうむら

日本歴史地名大系 「春近本堂村」の解説

春近本堂村
はるちかほんどうむら

[現在地名]春江町本堂

北東は江留中えとみなか村、北西千歩寺せんぼうじ村に隣接する。中世春近はるちか庄の地。

慶長九年(一六〇四)一一月一二日付の多賀谷三経宛結城秀康知行宛行状(多賀谷文書)に「三国本堂村」とみえる。正保郷帳によると田方七三〇石・畠方八五石余。元禄郷帳以降春近本堂村となる。正保二年(一六四五)福井藩領から松岡藩領となり、享保六年(一七二一)以降再び福井藩領。嘉永三年(一八五〇)の御預り所村々戸籍人別御改帳面惣代より御役所相納候高人別抜出留帳(矢尾家文書)によると、家数四五、人数二〇六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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