昭君墓(読み)しょうくんぼ

世界の観光地名がわかる事典 「昭君墓」の解説

しょうくんぼ【昭君墓】

中国の内モンゴル(蒙古)自治区の大黒河南岸、呼和浩特(フフホト)にあり、紀元前33年の前漢時代に、和親のため匈奴の王である呼韓邪単干(こかんやぜんう)に嫁いだ悲劇の美女、王昭君の墓。王昭君は中国四大美女の一人に数えられ、伝説が多く、戯曲も残されており、現在は漢民族少数民族との架け橋として称えられている。陵墓の高さは約33mで、頂上まで登ると、陵墓全体を見渡すことができる。敷地内には、王昭君が呼韓邪単干と一緒に馬に乗った姿を描いた像もある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む