昭電事件(読み)ショウデンジケン

デジタル大辞泉 「昭電事件」の意味・読み・例文・類語

しょうでん‐じけん〔セウデン‐〕【昭電事件】

昭和電工社長、日野原節三復興金融金庫からの融資に関する贈収賄事件。昭和23年(1948)政府高官や閣僚逮捕にまで及び、芦田内閣の総辞職をもたらした。昭電疑獄

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精選版 日本国語大辞典 「昭電事件」の意味・読み・例文・類語

しょうでん‐じけんセウデン‥【昭電事件】

  1. 昭和二三年(一九四八)に表面化した汚職事件。昭和電工社長らが、復興金融金庫から巨額の融資を受けるため、約一億円に上る金品を政府高官と復金幹部に贈ったとされる。政官界からの逮捕者が相次ぎ、芦田内閣は同年一〇月に総辞職、首相の芦田均自身も一二月に逮捕された。

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