是長村(読み)これながむら

日本歴史地名大系 「是長村」の解説

是長村
これながむら

[現在地名]沖美町是長

西能美にしのうみ島の西部、宇根うね山西麓にあり、北は高祖こうそ、東は三吉みよし、東南ははたの各村に接し、西は瀬戸内海に面する。大部分山地が占め、東南部にわずかに開けた平地と丘陵緩斜面に集落が展開する。

元和五年(一六一九)の安芸国知行帳では「のふミ島にし」に含まれる。広島藩蔵入地。寛永一五年(一六三八)の地詰では「沖浦」として取扱われた。村名は寛文一〇年(一六七〇)の家人牛改帳にみえ、正徳二年(一七一二)の「所務役人頭庄屋郡邑受方記」に高一三七・九石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む