時司(読み)トキヅカサ

デジタル大辞泉 「時司」の意味・読み・例文・類語

とき‐づかさ【時司】

古代陰陽寮おんようりょうに属し、時刻報知をつかさどった役所。また、その役。

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精選版 日本国語大辞典 「時司」の意味・読み・例文・類語

とき‐づかさ【時司】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽寮に所属して、時刻を知らせることを任務とした職。漏刻(ろうこく)博士。また、その役所。
    1. [初出の実例]「ときづかさなどは、ただかたはらにて、鼓(つづみ)の音も例のには似ずぞ聞こゆるを」(出典枕草子(10C終)一六一)

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