時合(読み)じあい

精選版 日本国語大辞典 「時合」の意味・読み・例文・類語

じ‐あい ‥あひ【時合】

〘名〙
時刻。頃あい。時分
咄本・軽口曲手鞠(1675)四「晩の時合(ジアヒ)にきて酒をのみませう」
② 特に葬礼の時刻をいう。また、その時に鳴らす鐘。
説経節・説経しんとく丸(1648)中「いまはなげいてかなはじと、ちあいがなれば、六はうかんうちのせて、あまたの御そうくやうして」

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デジタル大辞泉 「時合」の意味・読み・例文・類語

じ‐あい〔‐あひ〕【時合(い)】

釣りで、魚がよく餌を食うころあい。
ころあい。時刻。
「多分、晩の―にならう」〈浄・氷の朔日

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