時合(読み)ジアイ

デジタル大辞泉 「時合」の意味・読み・例文・類語

じ‐あい〔‐あひ〕【時合(い)】

釣りで、魚がよく餌を食うころあい。
ころあい。時刻
「多分、晩の―にならう」〈浄・氷の朔日

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時合」の意味・読み・例文・類語

じ‐あい‥あひ【時合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 時刻。頃あい。時分。
    1. [初出の実例]「晩の時合(ジアヒ)にきて酒をのみませう」(出典咄本・軽口曲手鞠(1675)四)
  3. 特に葬礼の時刻をいう。また、その時に鳴らす鐘。
    1. [初出の実例]「いまはなげいてかなはじと、ちあいがなれば、六はうかんにうちのせて、あまたの御そうくやうして」(出典:説経節・説経しんとく丸(1648)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む