普通為替(読み)フツウカワセ

デジタル大辞泉 「普通為替」の意味・読み・例文・類語

ふつう‐かわせ〔‐かはせ〕【普通為替】

ゆうちょ銀行が提供する送金・決済サービスの一つ。ゆうちょ銀行が送金依頼人に対して送金資金と引き換えに普通為替証書発行し、送金依頼人がその証書を受取人に送り、受取人は郵便局、またはゆうちょ銀行で証書と引き換えに現金を受け取る方法
かつて郵政公社が行った郵便為替の一つ。

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精選版 日本国語大辞典 「普通為替」の意味・読み・例文・類語

ふつう‐かわせ‥かはせ【普通為替】

  1. 〘 名詞 〙 郵便為替の一つ。昭和二六年(一九五一)以前の通常為替と小為替を統合したもの。送金人が現金を郵便局に差し出し、その郵便局発行の普通為替証書を受取人に送り、受取人は郵便局で証書と引き換えに現金を受け取る方法。証書の有効期限は、発行の日から六か月。

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世界大百科事典(旧版)内の普通為替の言及

【郵便為替】より

… 国営の為替制度は1817年フランスにおいて初めて実施され,日本では前島密(まえじまひそか)等の努力により74年9月郵便為替規則が制定され,75年1月から実施された。国内隔地間送金には,普通為替,電信為替,定額小為替の3種類がある。普通為替は,75年に開始されたもので,郵便局が差出人から持ち込まれた現金に対し為替証書を発行,差出人がこれを受取人に送付し,受取人がその為替証書と引換えに郵便局窓口で為替金を受け取る仕組み。…

※「普通為替」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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