小為替(読み)コガワセ

デジタル大辞泉 「小為替」の意味・読み・例文・類語

こ‐がわせ〔‐がはせ〕【小為替】

旧制郵便為替の一。為替振出請求書を必要とせず、為替金為替料とを郵便局窓口に出せば小為替証書が交付された。昭和26年(1951)廃止
定額小為替」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「小為替」の意味・読み・例文・類語

こ‐がわせ‥がはせ【小為替】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 内国郵便為替一つ。手続きが簡単で少額送金に用いられた。明治一八年(一八八五)から開始され、昭和二六年(一九五一)通常為替と統合して普通為替となる。〔東京日日新聞‐明治二二年(1889)五月二日〕
  3. ていがくこがわせ(定額小為替)」の略。
    1. [初出の実例]「五円・拾円と小為替を封入してくる事もあった」(出典:桜だより(1939)〈石坂洋次郎〉)

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