普通語(読み)フツウゴ

精選版 日本国語大辞典 「普通語」の意味・読み・例文・類語

ふつう‐ご【普通語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日常普通に用いている語彙。専門語や古語などに対していう。
    1. [初出の実例]「『ランプ』『マッチ』等が普通語(フツウゴ)となりし今日にては〈略〉『七ツ伊呂波』的英語を知る必要あり」(出典:文学者となる法(1894)〈内田魯庵〉二)
  3. きょうつうご(共通語)
    1. [初出の実例]「此書は、日本普通語の辞書なり」(出典:言海(1889‐91)〈大槻文彦〉本書編纂の大意)
    2. 「言はば東洋全体の普通語といふべき者をも、つくり出さうといふ」(出典:国語のため(1895)〈上田万年〉国語研究に就て)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む