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普遍文法 ふへんぶんぽうgrammaire universelle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

普遍文法
ふへんぶんぽう
grammaire universelle

言語学用語。「一般文法」「哲学的文法」ともいう。すべての言語に適合可能な文法のこと。言語を人間共通の理性・思考体系の反映とみなすアリストテレス,デカルトらの考え方から生れ,現代の N.チョムスキーにまで継承されている。 20世紀に入って,アメリカインディアン諸語アフリカ諸語の研究によって明らかにされた「言語相対論」を一つの契機として批判されるようになった。

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大辞林 第三版の解説

ふへんぶんぽう【普遍文法】

あらゆる言語に適用可能な共通の文法。言語は人間理性の現れであり、表面的には異なる諸国語の根底には普遍的な思考の秩序が存在するという考えに基づく。近代ではポール-ロワイヤルの「一般・理性文法」が、現代ではチョムスキーの「変形生成文法」がこの考えを代表する。

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世界大百科事典内の普遍文法の言及

【言語】より

…たとえば,ほとんどの言語が,受身とか使役とかいう構文をもっていること,代名詞などの代用表現の振舞いがよく似ていること,などが指摘されている。このような観察から,後述の普遍文法という考え方がありうる仮説として出てくるのである。
【意味の普遍性】
意味論は言語の意味を研究する分野であるが,意味というのは,形式的には,言語と,言語が表現しているもの(言語の外の世界にあるもの)との間の関係である。…

※「普遍文法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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