智円(読み)ちえん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

智円
ちえん
(976―1022)

中国、宋(そう)代の僧。姓は徐氏、字(あざな)は無外(むがい)、また中庸子(ちゅうようし)とも潛夫(せんぷ)とも称する。杭州(こうしゅう)の銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省杭州)の人。20歳で源清(げんせい)(?―997)の門に入り、天台の教観を学ぶ。2年にして師を失い、大きな影響を受けたようである。師の没後、西湖の孤山(こざん)に住したので孤山智円と称する。彼の時代は天台教学の本旨をめぐって正統・異端の論争が非常な高まりをみせた時代で、彼は、正統派と自認する山家(さんげ)派の大立て者四明知礼(しめいちれい)に対抗した山外(さんがい)派の中心の一人である。多くの著述をものにしたが、天台教学史上における彼の位置を知るときには『金顕性録(こんぺいけんしょうろく)』がもっともよい。[新田雅章]

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367日誕生日大事典の解説

智円 (ちえん)

生年月日:1486年9月28日
戦国時代の女性。後土御門天皇の第5皇女
1513年没

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