智者の千慮に一失(読み)ちしゃのせんりょにいっしつ

精選版 日本国語大辞典 「智者の千慮に一失」の意味・読み・例文・類語

ちしゃ【智者】 の 千慮(せんりょ)に一失(いっしつ)

  1. ( 「史記‐淮陰侯伝」の「智者千慮必有一失」による ) 知恵のすぐれた人でも、多くの考えの中には、一つぐらいの思いあやまりや失策がある。
    1. [初出の実例]「智者(チシャ)の千慮(せんリョ)一失(いっシツ)有りと云は、加様の事にや」(出典源平盛衰記(14C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 チシヤ 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む