智者は惑わず勇者は懼れず(読み)ちしゃはまどわずゆうしゃはおそれず

精選版 日本国語大辞典 の解説

ちしゃ【智者】 は 惑(まど)わず勇者(ゆうしゃ・ようしゃ)は懼(おそ)れず

(「論語‐子罕」の「知者惑、仁者不憂、勇者懼」による) 知者は道理をわきまえているから、事にあたってもまよわないし、勇気ある人は義によって決するから、どんな事態にも心がおくすることがない。
謡曲八島(1430頃)「智者は惑はす、勇者は懼れずの、彌猛心(やたけごころ)梓弓

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 の解説

智者は惑わず勇者は懼れず

知者は道理をわきまえているから、事にあたっても迷わないし、勇気ある人は義によって決するから、どんな事態にも心がおくすることがない。

[解説] 「論語―子罕」にあることば。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android