暁の明星(読み)あかつきのみょうじょう

改訂新版 世界大百科事典 「暁の明星」の意味・わかりやすい解説

暁の明星 (あかつきのみょうじょう)

狂言小舞謡の曲名。男が女の所に泊まったその暁,互いに別れを惜しんですがりつき,いとしいとしと言い合うことをうたったもの。軽妙洒脱な趣のなかに濃艶な情緒を描き,軽快な狂言ノリリズムの謡。単独に謡い舞われるほか,狂言《棒縛》《花折》などに用いられる。浄瑠璃歌舞伎の《鬼一法眼三略巻》の大蔵卿物語などにとり入れられている。
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