精選版 日本国語大辞典 「暄を負う」の意味・読み・例文・類語 けん【暄】 を 負(お)う ( 「列子‐楊朱」の「昔者宋国有二田夫一、常衣二縕一、僅以過レ冬、曁二春東作一、自曝二於日一、不レ知三天下之有二広厦隩室、綿絋狐貉一、顧謂二其妻一曰、負二日之暄一、人莫二知者一、以献二吾君一、将レ有二重賞一」による ) 日なたに出て、日光にあたる。また、その楽しみをいい、特に、貧しい者が、貧しさのうちに楽しみを持つことにたとえる。[初出の実例]「夏日葉上に暄を負ふの吉丁虫(たまむし)あり」(出典:日本昆虫学(1898)〈松村松年〉昆虫界)[その他の文献]〔杜甫‐西閣曝日詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例